[あらすじ] クーリエ:最高機密の運び屋(2020/英=米)
英国人グレヴィル(ベネディクト・カンバーバッチ)は東欧諸国を廻る営業マン。工業機械、部品の販売だ。ある日政府の商務庁から呼び出しを受ける。待っていたのは、ジェームズという男(実はMI6:アンガス・ライト)とエミリーという女(実は米CIAロンドン支局責任者:レイチェル・ブロスナハン)。「モスクワに行って欲しい。モスクワならどこと接触するかね?」「科学委員会ですかね。」「そうだろうね。そこの代表オレグ(実は二重スパイ)に会って欲しい」「あなた方って、どうも商務庁の人ではない様な・・・まさか、スパイ?ダメですよ。私は単なるセールスマンなんだから。」「だから良いんですよ。誰も疑わない」(まだまだ続きます)。
グレヴィルはソ連科学委員会で説明会を実施した。会が終わり、オレグ(メラブ・ニニーゼ)と2人きりになると、「貿易使節団を組むので、ロンドンに招いてほしい」と言われた。
ロンドンでは工場見学等をした。夜、皆がホテルの各室に引き上げた後、オレグはこっそり抜け出し、ジェームズとエミリーに会う。
「フルシチョフは衝動的な男だ。いつ(核の)ボタンを押すか分からない。皆恐れている。今後もクレムリンの情報を流す。だからその時が来たら、家族ともども亡命させてほしい。そしてその情報は賢く、平和のために使って欲しい」。
それからグレビィルは情報、書類、地図を東から西へ、西から東へ運び続けた。やがて彼は、家ではいつもイライラし、妻シーラ(ジェシー・バックリー)や子供に大声を上げるようになっていった。一方、ソ連政府内ではキナ臭い話が現実味を帯びて来た。話の中心はキューバだった・・・。実話に基づく、112分。
英国インディペンデント映画賞(助演男優賞メラブ・ニニーゼ)ノミネート、ロンドン映画批評家協会賞最優秀男優賞(ベネディクト・カンバーバッチ)ノミネートされた。
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