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[あらすじ] 沈黙のパレード(2022/日)

話の発端はこうだ。東京都菊野市のカラオケ大会で、「ジュピター」を歌う高校生並木沙織(川床明日香)。彼女を見守るのは両親、食堂を経営する祐太郎(飯尾和樹)と真智子(戸田菜穂)。生まれた時からオムツを替えて来た祐太郎の幼馴染、食品加工会社の戸島(田口浩正)。本屋でバイトする、町の若者を仕切るおねぇさん麻耶(吉田羊)。そして恋人の智也(岡山天音)、の面々だ。更に審査員の新倉直紀(なおき:椎名桔平)と妻の留美(るみ:檀れい)。その後二人は佐織に歌手になることを勧め、彼女の将来は約束されていた。が、・・・(まだまだ続きます)
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が、突然佐織は姿を消し、3年後静岡の家屋全焼事件で、死体で見つかる。死因は脳挫傷。家主は高齢の蓮沼芳恵さんで、こちらは永い間放置された死体だった。が警察が注目したのは、その息子が蓮沼寛一(村上淳)だったからだ。というのは、蓮沼は、佐織失踪当時菊野市にいて、その食堂で酔っ払って佐織に絡んだことがあったからだ。更に彼は15年前の少女殺害事件で容疑者になりながら、完黙(完全黙秘)を続け、証拠不十分で無罪になった男だった。

その時の刑事が草薙俊平(北村一輝)で、今回の担当刑事は内海薫(柴咲コウ)。2人はいつもの通りタッグを組む。そしてまた今回も蓮沼は緘黙を続け、処分保留で釈放された。

薫はいつも知恵を貸してもらう天才物理学者湯川学教授(今回教授に昇進している!草薙の親友でもある:福山雅治)に話を持ち掛ける。

一方蓮沼は何故か、菊野市に戻っていた。廃品回収会社の倉庫管理人をやっていたが、菊野市のお祭りパレードの日、その死体が、密室になった管理人室で発見される。発見者は同僚の増村(酒向芳さこうよし)だった。

薫と草薙と湯川は3人で現場に行く。湯川はさんざん部屋を調べた後、「ヘリウムか?」と呟く。そして突然外へ出て、大声で笑い始めたワッハハハハ、ワッハハハハ。「先生、何か分かりましたか?」振り向いて湯川、「全く分からない!」そして続けて、「実に面白い。」と言った。

動機は復讐か?関係者全員が容疑者でアリバイがあり、全員が黙秘してしまう、130分。

東野圭吾(ひがしのけいご)の推理小説、‘ガリレオシリーズ’のTV連続ドラマ化に続く映画化第3弾。

(評価:★3)

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