[あらすじ] 狼をさがして(2020/韓国)
1974年の夏、三菱重工本社ビル爆破事件を引き起こした「東アジア反日武装戦線“狼”」の実像を追ったドキュメンタリー。2006年、韓国人監督のキム・ミレは釜ヶ崎の労働者を取材中に、終戦から30年を経ようとしていた1970年代の日本に、今も東アジア諸国への侵略は続いていると主張し爆弾闘争を繰り広げた若者たちがいたことを知り衝撃を受ける。その大企業を標的にした爆弾闘争は“大地の牙” “さそり”と名のる別働隊によって旧財閥系企業やゼネコンへと連鎖していった。自らも侵略の加害者だと位置づける彼らの思想を自国の韓国の人々に知らせようとキム監督は、死刑判決を受けた活動家の支援者、家族、友人、かつての同士らのもとを訪ねる。(74分)
(ぽんしゅう)
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