[あらすじ] 示談屋(1963/日)
交通事故の被害者と加害者の間を取り持ち、法律の裏側で金をせしめる示談屋の笠原(小沢栄太郎)は、病院の事務長(下元勉)や事務員和江(久里千春)と結託し、事故入院した男の保証金を巡って同業のライバル宍倉(小池朝雄)と丁々発止を繰り広げていた。そんな笠原の息子茂(川地民夫)もまた、大手運送会社の社員として自車両の事故の被害者との賠償交渉に就かされていたが、上司の重田(佐野朝夫)の非情なやり口についていけず悩んでいた。今日もまた事故で顔に傷を負ったモデルのマリ(松本典子)のマンションを訪ねるのだった。交通戦争と称された1960年代に蠢く示談屋たちの悲喜こもごもを描く社会派ドラマ。(白黒/80分)
(ぽんしゅう)
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