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[あらすじ] 大菩薩峠 第一篇 甲源一刀流の巻(1935/日)

虚無の剣士・机龍之助(大河内伝次郎)は、大菩薩峠でお松(深水藤子)という孫とともに旅をしていた老爺を辻斬りにした。そのまま都に上った龍之助は、天覧試合で音無しの構えから繰り出される一撃で宇津木文之丞(黒川弥太郎)の命を奪い、その弟・兵馬(沢田清)に仇と狙われる。その一方、お松は叔母を頼って断られるものの、親切な芸師匠(衣笠淳子)に世話になるのだった。◆稲垣浩が監督を務め、応援監督として山中貞雄が立ち回り等の「凄みのある」場面を、荒井良平がつなぎを撮ったという。続編は現存していない。〔77分/モノクロ/スタンダード〕
(★3 水那岐)

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