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[あらすじ] ドラゴン・ブレイド(2014/中国=香港)

時はBC50年。中国、前漢後期。シルクロードの警備隊長フォ・アン(ジャッキー・チェン)は、36もある部族が争わないでやっていけるようにと、いつも心を砕いていた。が、何者かが仕掛けた陰謀で密輸の罪を被せられ、辺境の雁門関に流刑になる。砦再建の労働者だった。が前向きな彼は協力し合っていい物を造ろうと皆に呼び掛けていた。そんな時、砂漠の向こうから、ルシウス(ジョン・キューザック)が率いるローマ軍団が現われ、攻めてくる。待て、待て、話をしようじゃないかとフォ・アンは軍団の前に一人立つ。(まだまだ続きます)
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神の恵みか、その時砂嵐が襲い来た。人力ではどうしようもない。ルシウス「俺たちは、食料と休息を必要としているんだ」。フォ・アン「分かった」。やがて親友となる2人の出会いが、これだった。

何故ローマ軍団が、ここに来たのか?ルシウスが話を始めた。ローマの執政官は、パルティア帝国(当時シルクロードの再西に位置した)の女王(ロリー・ベスター)が自身の妻の妹という事も有って、同盟を結んだ。執政官には成人した長男ティベリウス(エイドリアン・ブロディ)がいたが冷酷非道で人望がない為、少年ながら次男のプブリウスを跡継ぎにと企む。

私ルシウスが、プブリウス少年の護衛役に付いたのはその頃のことだ。その時期、ティベリウスが何かしたのかこれは分からないが、プブリウス少年が目を患う。女王が薬を送ってくれたが、ティベリウスがこっそり毒を混ぜた。そしていよいよ父親を殺し、少年を亡き者にしようと・・・。私は少年と自分の軍団を連れて逃げるしかなかったのだ。

一方、ティベリウスはもう既にその毒牙を、このシルクロードに伸ばし始めていた、128分。

ローマ帝国は余りに巨大な版図という事もあり、軍団が消えたという逸話、伝説が各地に残っている。一番有名なものは小説にもなった「第九軍団のワシ(サトクリフ作1954年)」であろう。本作は、‘シルクロードに消えたローマ軍団’の逸話に基づいている。

(評価:★4)

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