[あらすじ] 少年と自転車(2011/ベルギー=仏=伊)
父親(ジェレミー・レニエ)に児童養護施設に放り込まれた少年シリル(トマ・ドレ)は、父親と買い与えられた自転車を求めて施設を脱走し、かつて住んでいたアパートに舞い戻る行為を繰り返していた。教師たちとシリルの追跡劇に巻き込まれた美容師のサマンサ(セシル・ドゥ・フランス)は、シリルの痛々しい行動に心動かされ、父親によって売り飛ばされた自転車を買い戻してやるのみならず、シリルの里親になることを快諾する。尋ねていった父親はシリルを育てる気力を失っており、サマンサの双肩にかかる重圧は増すが、彼女の決意は固かった。それでもわがまま放題に暮らすシリルは、近所に住む愚連隊の頭に丸めこまれ、悪事に手を染めるに至る。〔87分/カラー〕
(水那岐)
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