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[あらすじ] タイフーン TYPHOON(2005/韓国)

台湾沖を航行中の貨物船がシンチャン・ドンゴンをボスとする東南アジアの海賊に襲撃された。貨物船が極秘で輸送していた米軍機密を手に入れたシンに対し、韓国政府はその機密を手に入れるべく密かにカン・セジョンイ・ジョンジェに命令を下した。セジョンはシンが20年前、韓国に亡命を拒否された「脱北者」だったことを突きとめ、彼のただ一人生き残った肉親である姉イ・ミヨンを探す。一方、シンは米軍機密を元手に、ロシアン・マフィアと手を結び、ある物を手に入れようとしていた。
シーチキン

この映画を見て、Web上でいくつか検索して知ったのだが、現実の韓国軍の指揮権限というのはかなり複雑で微妙な問題があるらしい。

朝鮮戦争の開戦当初、北朝鮮の侵攻に攻めたてられた韓国側は米軍が国連軍として参戦してようやく盛り返し、38度線を境界にして「停戦合意」(終戦、ではない)を結んだ。

そしてこの時以降、韓国は自国の軍隊である韓国軍に対する指揮権限を米軍にゆだねている。それが1994年になってようやく、平時における韓国軍の指揮権限が韓国政府に返還されたが、有事の際の指揮権限は、2006年現在も、在韓米軍司令官が兼任する「米韓連合司令官」にある、らしい。

(評価:★3)

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