[あらすじ] 月給泥棒(1962/日)
当世流行りのモーレツ社員の巷・クラウンカメラでも、吉本(宝田明)は群を抜くゴマスリ社員であり、出張帰りにも課長・部長・専務に付け届けを忘れなかった。人事部長(中丸忠雄)が息子を一流学校に入れさせたいとこぼせば、広告会社にクラウンの広告を発注し、かわりに裏口入学の話を取り付ける。女にも目のない彼は、ホステス和子(佐山和子)も稀に見る女と見るや真っ先に手を出し、「幸福とは自分が人より上に立ったときに味わえる」と人生哲学を語って感心させるのだった。そんな折、吉本はクラウンのライバル会社・オリバーカメラが、ザバール王国のバイヤー、ダゴン氏(ジェリー伊藤)に大幅買い付けを頼むとの情報を聞く。〔93分/カラー/スコープサイズ〕
(水那岐)
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