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[あらすじ] 乱暴者(1952/メキシコ)

メキシコの古い石造りの家が立ち並ぶ、その中庭で。家主、初老の男アンドレスが警官を連れて来て、借家人たちと立ち退きの件で言い争っている。「何!」と若い男がこぶしを振り上げる。今日はひとまず―と警官に守られ、家主は去る。その後「俺たちは住んでいる権利がある。闘おう!」と娘メーチェに支えられ、病気のカルメロは言う。家に帰ったアンドレスは妖艶な妻パロマにグチをこぼす。「簡単な事よ。扇動者を痛めつければいいのよ」「カルメロか・・」そこで家主は昔から面倒を見ている乱暴者ブルートを家へ呼ぶ。「頼みごとがある。借家の立ち退きの件だが・・・」(まだ続きます)
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その夜、ブルートは帰宅途中のカルメロを待ち伏せ、数発ぶん殴る。倒れ込むカルメロ。何だ、何だと人が集まる。逃げるブルート。

人々の中で子供を抱いたおばさんが言う「立ち退きの件もあるし、私ゃ悪い予感がするよ。とりあえず、医者を呼んで来る。」少し走ると、物陰からブルートが。隠れていたのだ。「余計な事を言うな。子供を殺すぞ」

数日して、意識不明だったカルメロはそのまま死んでしまう。そして、あの脅かされたおばさんが立ち退こうとしていた。皆が訳を聞くと、子供を殺す!って。「カルメロを殴ったのもそのブルートに違いない。」夜半、男たちがブルーノを襲う。多勢に無勢だ。彼は、下町を逃げ回る。塀を乗り越えると、そこは死んだカルメロの家だった。メーチェが一人でいる・・・81分。

(評価:★4)

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