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[あらすじ] あゝ声なき友(1972/日)

昭和20年、戦地で病にたおれ南方戦線行きをまぬがれた西山民次(渥美清)は、戦友12名から託された遺書を預かり日本へと帰還してきた。都市という都市はみな空襲で焦土と化し、手紙の受取人たちの所在は皆目分からず、西山の家族もまた広島で原子爆弾の犠牲となていた。闇物資の担ぎ屋として金を稼ぎ始めた西山は、同じ闇屋(田中邦衛)に出入する山田花子と名のる女(小川真由美)と知り合い一夜をともにするのだった。戦友たちの遺書を届けることに自らの半生を捧げた男と、全国に散った遺族たちに残された戦争の傷跡を描く社会派ドラマ。原作は有馬頼義の「遺書配達人」。(105分/カラー/ワイド)
(★2 ぽんしゅう)

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このあらすじを気に入った人達 (1 人)TOMIMORI

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