[あらすじ] 大阪物語(1957/日)
貧農の仁兵衛(中村鴈治郎)は、女房(浪花千栄子)と子供を連れて夜逃げして大阪へとやって来た。仕事のない一家は、米の荷揚げ場でこぼれた米粒を拾い集めては売って生活を始めたのだった。そして10年後、米を拾いに拾った仁兵衛は徹底した守銭奴ぶりで両替商の近江屋を築き上げていた。そのケチぶりに子供(香川京子・林成年)たちや番頭(市川雷蔵)も呆れ顔だ。そんな仁兵衛が、ひょんなことからこれもまたケチで有名な鐙屋の女主人(三益愛子)と知り合い意気投合。西鶴の「日本永代蔵」、「当世胸算用」、「萬の文反古」を元にした溝口健二の原作を依田義賢が脚色。溝口の急逝で吉村公三郎が監督。(96分/白黒)
(ぽんしゅう)
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