コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] 関東テキヤ一家(1969/日)

浅草の露天商をまとめるテキヤ菊水一家市井(嵐寛寿郎)とゴリ押しの梅乃井組銭村(河津清三郎) は同業だが、反りが合わない。そこへ新興暴力団まがいの源田会(渡辺文雄)が、銭村の後押しで、のして来ていた。競り合いが続いたが、菊水の若衆 国分(菅原文太)と源田の組員時枝(寺島達夫)が幼馴染みで、大事には至らなかった。群馬〜福島へと露天商を連れての高市(たかまち:遠くへ旅をすること)は、国分と弟分の引地(待田京介)と五郎(南利明)が行く。市井は「飯塚温泉で、帳元衆が神農睦会結成の打合せだ。会えるかもな。それと、国分よ。旅中のケンカはご法度だ」と封印したドスを渡し、見送った。(まだ続きます)
KEI

道すがら、女プロレスの一行を拾い、親しくなる。群馬の地場の矢倉組に呼ばれたという。群馬の秋間祭。その矢倉組(天津敏)は興行主だったが、露天商の帳元は三軒屋一家の女4代目明石(桜町弘子)が務めており、矢倉の露天商いじめで何かともめごとも有った。先に言った神農睦会の会長職を狙っての 足固めの為、銭村が仲立ちして矢倉と東京の源田の縁組みが決まっていた。源田は手土産と言って、全ストもある関西ストリップショー一行を連れて来た。

女プロレスがあっさりお払い箱になった事に怒った引地と五郎は刑事に化け劇場に乗り込み、一騒動となる。が後日、正体がばれ、五郎が組に連れて行かれる。後を追った国分は敵に囲まれドスに手をやって、しまったと思ったがもう遅い。どうとでもしろーと啖呵を切って、半殺しの目に合わされる。

ヒートしていく悪やくざとの関係。強力な助っ人が現われる。明石と懇意にしている、すべてに筋を通す会津一家の大橋(大木実)だ。

すべての因縁を含んで、新農睦会結成の打合せが一堂揃って開かれる、92分。

(評価:★3)

投票

このあらすじを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。