[あらすじ] 太夫さんより 女体は哀しく(1957/日)
終戦間もない京都の島原。労働組合によるストが勃発し町は騒然としていた。300年続く老舗の遊郭宝永楼の遊女玉袖(乙羽信子)も馴染み客で共産党員の米太郎(伊藤久哉)に感化され仲間を誘って待遇改善のストをたくらむが、若くて要領の良い遊女深雪(扇千景)らはピンとこない。玉袖に要求書を突きつけられた遊女あがりでお人好しの主人おえい(田中絹代)は戸惑うばかりで中居頭のお初(浪花千栄子)に頼りきりだ。そんおり、いささか頭の弱い喜美子(淡路恵子)が売られてくる。消えゆく遊郭文化のなかで翻弄される女たちを描く群像劇。稲垣浩監督による北条秀司の原作の舞台劇『太夫さん』の映画化。(1957/カラー/114分)
(ぽんしゅう)
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