[あらすじ] ベルベット・ゴールドマイン(1998/英=米) - 点数順 (1/1) -
伝説のエメラルドのブローチ。ソレを持つモノは男でありながら、男を愛し、芸術に変革と新風を起こす宿命を背負う事になっているのだ。最初に手にしたのはオスカー・ワイルド。宇宙人がそのブローチと共に捨てて(置いて?)いった赤ん坊は成長し、男ながらに男を愛し、文学界に革命を起こす。そして、月日は流れて1970年代。そのブローチは美しき男たちの間を渡り歩き、ロックの世界へ流れ着く。折しも時代はフリー・セックスの時代に突入。街は自由な性を謳歌する若者で溢れていた。エイズを知らぬ世代は無邪気に愛し合い、傷つけ合って暮らしていた。そんなロックの世界にあこがれる一ロックファンの青年の、自立と同性愛への目覚め、ひりつくようなロックへの憧れや幻滅などを通して、監督自身の「ゲイ資質」も炸裂。男が男を愛し、「抱かれたい」と思う経緯がなんとなく理解できる、純粋な「ファン映画」と言えるのではナイカ?(違うか?) [more] (ボイス母) | [投票(9)] | |
1984年現在(この映画の現在はなぜか84年)、グラムロックの伝説ブライアン・スレイド(ジョナサン・リース・マイヤーズ /デビット・ボウイ)の「狂言事件」の取材をすることになったアーサー。彼はブライアン・スレイドを探るべく、かつて彼に関係した者達を巡って歩いて過去の思い出話を延々と聞くはめに。特に、ブライアン・スレイドを語る上では切っても切れないロッカー、カート・ワイルド(ユアン・マクレガー/イギー・ポップ)というロック界のシーラカンスとの出会いと別れと友情と愛情を重点的に引っ掻き回して、ついには真実をつかむのだった。なんか、違うな、このあらすじ。第一、主役が違う。 (ピロちゃんきゅ〜) | [投票(3)] |