神聖なる一族24人の娘たち (2012/露)
Nebesnye Zheny Lugovykh Mari
Celestial Wives of the Meadow Mari
あらすじ | ロシアの西部、ヴォルガ川流域のマリ・エル共和国。独自の言語・宗教と世界観を持ち、その地に暮らすマリ人に伝わる説話をもとに創作された物語。24人の女たちの「性」と「生」と「死」をめぐるエピソードが、美しい四季の移ろいと共に綴られる。森の精霊に夫を奪われかける女。若い男の亡霊たちの前で裸で踊る娘たち。別れた青年によってゾンビを送りつけられる都会で暮らす娘。死の世界へ向かう夫を、墓場から自宅の葬送パーティーに招く妻と娘。それは、リアルな問題でありながら、夢の中の出来事のようでもある。民俗学者であり、作家のデニス・オソーキンの原作・脚本をロシア気鋭の監督アレクセイ・フェドルチェンコが映画化。(106分) (ぽんしゅう) | [投票] |
★2 | 化粧っ気のない女たちによる、飾り気のない生理的な祝祭感情を描くにあたって、人工的に着色されたような色彩演出がファンタジーとしての魅力を補強しているようであり、民話としての素朴さを損なっているような気もし、映画のトーンが上手くつかめずもどかしい。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |
5点 | 0人 | |
4点 | 0人 | |
3点 | 0人 | |
2点 | 1人 | * |
1点 | 0人 | |
計 | 1人 | 平均 ★2.0(* = 1) |