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ナチス、偽りの楽園 ハリウッドに行かなかった天才 (2003/米=カナダ=独=英)
Prisoner of Paradise
製作総指揮 | スチュアート・センダー |
製作 | ジェイク・エバーツ / カール・エーベルハルト・シェイファー |
監督 | マルコム・クラーク / スチュアート・センダー |
脚本 | マルコム・クラーク |
撮影 | ミヒャエル・ハモン / ティルマン・ビュットナー |
音楽 | ルーシー・セント・ピエール |
特撮 | ディーン・ルイス |
出演 | イアン・ホルム / ロビー・ランツ / エレオノーレ・ヘルツベルク / ロネ・コッペル・デ・ムース |
あらすじ | 20世紀のドイツ。ユダヤ系ドイツ人である俳優・映画監督のクルト・ゲロンはわが世の春を迎えていた。マレーネ・ディートリヒとの共演作『嘆きの天使』をはじめ、精力的にゲロンは映画・演劇に出演し続け、名声を博する。だが、映画と交友に積極的だった彼は、ナチスの台頭を含むあらゆる「些事」に耳を傾けず、フリッツ・ラングら映画界の大御所たちの移住先ハリウッドすら、映画会社が船のファーストクラス席を用意しなかったと一蹴する始末だった。そしてナチスのユダヤ人狩りが始まる。その危険性に気づいたゲロンはヨーロッパを転々とし、オランダで捕縛される。彼が送られたのは「楽園」と呼ばれる特殊収容所「テレージエンシュタット」だった。〔93分/デジタル〕 (水那岐) | [投票] |
人間誰しもが抱えている弱さや妬みといった闇の部分を上手く利用しホロコーストを実現させてしまったナチスの卑劣さをクルト・ゲロンという俳優の人生を通して映し出した作品でした。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] | |
クルト・ゲロンのでっぷりと太り、常に葉巻を忘れることのないプロフィルは、エピキュリアンとして芸術と社交以外のものに目を向けることのなかった性情を物語る。言ってみれば時代を泳ぐブタであった彼を、敢えてファッショの被害者として捉え直すスタッフの現代感覚ははっきりと正しい。太ったソクラテスすらいない21世紀のこの星に於いては、生贄もまた肥大しきったブタなのだ。 (水那岐) | [投票] |
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