ビーチェ・ブリケットの映画ファンのコメント
太陽はひとりぼっち(1962/伊) 熊座の淡き星影(1965/伊=仏)が好きな人 | ファンを表示する |
ぽんしゅうのコメント |
太陽はひとりぼっち(1962/伊) | 希望が失せたから欲望も消失したのだろうか。欲望がないから希望が見えないのだろうか。この女(モニカ・ビッティ)の虚無は、実体なき「希望」に盲進する証券取引所の「欲望」の空騒ぎとコイン(時代)の表裏なのだろう。鋭利な直線が強調された画面が印象的。 | [投票(2)] | |
熊座の淡き星影(1965/伊=仏) | ビスコンティまでもがと、60年代映画界を席巻した悪しき風潮ともいえる前半の無意味なパンとズーミングに苛立つが、いつしか映画はクラウディア・カルディナーレが発散する成金の娘特有の、華やかかつ下卑な官能美に支配され、心ゆすぶられっぱなしでありました。 | [投票] |