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[コメント] ビッグ・フィッシュ(2003/米)

実は私はこのお父さんみたいなお母さんなんです(告白)なので、実はこのお父さんの気持ちが良く分かる(とか書いたら抗議噴出?)
ボイス母

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この映画を見ていたら、フト思い出したのが『ダスト』なんですけどね。同じような話(なのか!?)なのですが、あっちの方がより「次世代に語り繋ぐべき物語性」というか、「連綿と続くレジェンド・オブ・オレ(俺)」というコンセプトが明確だったのでやはり、比べるとどうしてもこの「ビッグ〜」は星の数を減らさなければナラナイ(もし『ダスト』を見ていなければ、☆=4は確実な作品であったが、コレは既にテーマが『ダスト』により語られた内容であり、しかも、あちらの方が物語の重層的な事、迷宮ぶり、その神話性により、軍配を上げざるを得ない←本当に個人的な習慣_評価基準なのでご容赦)

まあ、お父さんの「現実の脚色ブリ」が私の私生活と酷似しているんで大笑いでしたが(個人的に) 家族や友人達に自分の周りで起こった事を話しては、「げー、そんな事有るかよ!?」「マジ?ネタだろー??」と突っ込まれてはしばしば、「この前の話、本当だったのねー。ホラじゃなかったのねー!」とか後々言われる事が多いので。

しかし、この息子の幼児っぷりは目も当てられない。 お母さんはどんな風に育てたんだか<大きなお世話。 結婚式で「今日の主役は俺の筈だ」とかそんな事を言う息子って、心底イヤになる(と思う<息子が居ないので想像の範囲だが)

やはり、人生、「人は子供を持ち、自分の親の死出を見守る」のが重要なんだろうな。と、そこには激しく共感した。 エゴを乗り越えて、それでこそのオトナ。人間。

この教訓をバートン監督から聞くとは思っていなかったので、思わず、「オメデトウ」と映画終了後、呟いた。

(評価:★3)

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