鑑賞前にはどう考えてもミスキャストだと思ったのですが（特にサンディ・ニュートン）、以外にもコート姿の彼女がパリ市内を疾走する軽快で現代的な感じが、作品によく合っていて軽妙なタッチのサスペンス映画になっていました。人物配置、エピソード、オリジナルとのアレンジ面もよく、面白かったです。

オリジナル・アイデアが秀逸なので、それにかなり助けられた感じです。