あのな、映画は伝統芸能だとかじゃねーんだよ。

エメゴジの時以降ずーっと日本の怪獣オタクは「日本の特撮は伝統芸能」だとかなんだとか。

俺はな、正直こういうバカみたいな論調にウンザリしてたんだよ。

お前らそろいもそろって大バカか？

歌舞伎や能楽が今のポップカルチャーか？アホ？

はっきりいってやる、怪獣特撮は伝統芸能じゃねぇんだよ。

それどころか俺が生きてた90年代(おっさんおからしたら餓鬼なんでしょう、生意気でケツが青いけど謝らないぞボケ)

お前らみたいな面倒くさいバカみたいな念仏のように伝統芸能といいたがる連中がいるのにもう辟易してんだよ。

女の描き方にフェチが足りない？この映画はPG-13だぞ？バカか？

第一、そういったオタク特有の品のなさがなかったのもこの映画の利点ですね。

あとアメリカ云々を引き合いにして語るようなマヌケがいますけどこれ監督メキシコ人だよ？アホ？

(おう、ここでレビューしてるお前だよお前)

監督の国籍もわかってないでアメリカ云々とかいってるの？

お前、エメリッヒのゴジラの時から1ミリも監督の国籍を考えたことねえの？

お前らまだ敗戦の時のコンプレックスぬけてねえの？

もう60年以上前だぞ、成長しろ。

なにがいいたいかっていうとそういう「伝統芸能」だとかに縛られない映画をやったデルトロはえらいってことですね。

何よりもこれが今の日本で作られなかったことがいろんな意味で幸運だとおもっています。

もしも日本でやったら、これ司令官かオタク科学者が能書きたれてテーマ性について延々と議論しやがるんでしょうよ。

あ、この国は昔からそうか。

願わくばこの映画を観た人間が伝統芸能だとかいいたがるアホなオタクにつばはいてでも怪獣映画やってくれることをねがいます。