[コメント] スチャラカ社員(1966/日)
ニッチな関西芸人が大挙出演して持ちネタを競い、劇場のオールドファンにバカ受けしていて、私はまるでついて行けず悔しい思いをした。私の見処はもっぱら可愛い盛りの新藤恵美。10代の藤岡弘はすでに豚の脂身のように脂濃い。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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原作はテレビのコメディ。風俗は面白い。自動アンマ器がすでにあったのだ。売値5万円と聞いた散髪屋の大将が月5千円で貸してくれと云ってリース会社の対決噺。中田ダイマルの兎のような前歯二本がキュートに活用されていて、演出の力量が仄見えた。
しかし一連のギャグは冒頭の大阪駅前の騒擾から最後の琵琶湖で転覆までとても大雑把。時代の笑いなのだろう。関西の日本独立、大阪城で被り物かぶった連中が整列みたいな件に興を覚えた(渋谷実に四国独立噺があった)がほんの断片に終わって残念。
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