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[コメント] ラ・ラ・ランド(2016/米)

タモリばりにミュージカル拒絶症ですが・・これはいけました。
pinkmoon

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







よくミュージカル嫌いの人が語る理由と一緒です。

あの唐突に初まる歌と踊りが恥ずかしいのです。なぜか演じている側の恥ずかしい感じも伝わってくるのです。話が頭に入ってこないし、それまでの流れがすべて台無しに感じてしまう。特に歌い出し踊り出しと、終わって通常の流れに戻る感じが違和感満載でダメです。だったら頼むから最初から最後までずっと歌ってて欲しい。。

それでも観に行ったのはデイミアン・チャゼルが、この映画を撮るためにあのセッションを撮ったとまで言うからだ。

しかしこの映画はラ・ラ・ランドというほどラ・ラ・ラとは歌って踊ってなかった。 ライアン・ゴスリングエマ・ストーンはそれほど歌も踊りもキレてないのがかえって良かったし、なにしろゴスリングのピアノ演奏に惹きつけられた。

映画としては最後の再会に持っていくために多少強引な展開も感じたが、二人の再会から「もしも〜」の回想シーンにはストレートに感動した。

しかし私にとってこの映画は、その後のライアン・ゴスリングの「ワン・ツー・スリー・フォー」がすべて。

人生夢を信じて生きていくが、なかなか思うようにはいかないよ。

でも次に進むしかないんだ。

(評価:★4)

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