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[コメント] ろくでなし(1960/日)

いくらカメラが被写体に肉薄しようとも、吉田喜重は彼・彼女たちを「モノ」として捉えている。その徹底して冷ややかな視点はヒッチコック的なフェティッシュさともまた違う。(ヒッチは人をモノとして扱う代わりに死体や生命のないものをヒトのように扱う。『フレンジー』などに顕著)
(★3 赤い戦車)

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