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[コメント] マン・ハント(1941/米)

ラングの凄みはむしろロンドンに着いてからの充実ぶりにある。ジョーン・ベネットとのロマンスコメディ的な部分と、追っ手が迫るパートの緊張感。この不協和な面白さが突如恐怖と絶望に変わるラストは筆舌に尽くしがたい。また、主人公に危機が近づくと決まって「円」「球形」のモチーフが出てくるところもラング的。
(★4 赤い戦車)

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