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[コメント] チャーリーとチョコレート工場(2005/米=英)

今までのバートン作品の中ではダニー・エルフマンの貢献度が最も高く、それはバートンの演出力の相対的な低下を示してもいる。ディープ・ロイに頼りすぎている面も否定できない。とは云い条、じゅうぶんに魅力的で面白い作品。
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ところで、私はまったく詳しくないので非常にいいかげんなことしか云えないけれども、精神分析学的な考え方が色濃い作品にも見える。ジョニー・デップ演じるウォンカが抱く父親へのコンプレックスは、「parents(両親)」という語を発語できないという言語の問題として表象している。また、デップの台詞「The best kind of PRIZE is a SURPRISE」や、「hair(髪)」を見て「heir(後継者)」探しを思いつく、といった言葉遊びも、フロイト的と云えば云えなくもなさそう。そう云えばロイ扮するところの精神分析医(なのか単なるカウンセラーなのかよく分からないが)も登場してましたね。ま、どうでもよい事柄ですけど。

(評価:★3)

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