コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] キートンの大列車追跡(1926/米)

傑作中の傑作。キートン自身のアクションの過剰さという点では『セブンチャンス』をはじめもっと他に優れた作品があるだろうが、「列車」をお題にしてとめどなく繰り出されるギャグの数々には、思わず「史上最高の列車映画!」などと無責任な言葉を口走らせる力がある。
3819695

そしてなにより、これはキートンの幾何学的感覚が横溢した作品でもある(その意味でもやはりジャック・タチの父親はバスター・キートンだ)。キートンが映画的天才であることは云うまでもないことだが、もっと下世話な意味でも「頭がよかった」であろうことを窺わせる。

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)づん[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。