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[コメント] 2036:ネクサス・ドーン(2017/米)

2022が説明調の作品であったのに対し、本作はひとつの出来事に絞ることで、きちんとショートフィルムの体を成している。そこが好感が持てる。
ロープブレーク

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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ブレードランナーのレプリカント(ネクサス6型)は、記憶をインストールされていた。本作でネアンデル・ウォレス博士が製造したレプリカントは、人間に都合のよい倫理が実装されている。擬体と違ってバイオな脳を持つレプリカントに、そんな都合良く思想を植え付けられるわけないよなーと思ったが、人間だってカミカゼアタックとか自爆テロとかしてるわけだ。記憶が埋め込めるなら思想も埋め込めるよな、とネクサス6型からの進化を納得。2049を期待させながらも、予告編フィルムに堕さず、独立した作品としての納得の出来。

(評価:★4)

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