[コメント] さよなら子供たち(1987/独=仏)
静かだが、力強い映画。
何の変哲もない子供たちの日常生活を、ユダヤ人狩りによって、無残にも破壊していくナチスの狂気。
その描写が淡々としているだけに、二度とこんな事を繰り返させてはならないと胸にせまる。
第二次大戦がもたらした悲劇の、厳しい反省にたつその姿勢からは、戦時中、確かにフランスにも存在した、反ナチズム、反ファッショの抵抗運動への、誇りと伝統が感じられた。
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