[コメント] アウシュヴィッツの生還者(2021/カナダ=ハンガリー=米)
戦争の狂気が、いかに残酷に人の心を傷つけ、砕くのか、改めて感じさせた。語るに語れない、語ること自体が苦しい体験なんぞは二度とあってはならない。盛り沢山の内容を手際よくまとめたつくりは、ちょっと鼻につく気もするが、立派といえる。
ところで、本作は2021年製作で23年夏の日本公開だが、似たような映画に2020年製作22年夏に公開のポーランド映画『アウシュヴィッツのチャンピオン』というのがある。
てっきり同一人物の実話の映画化と思ったら、どちらも実在の人物の映画化には違いなさそうだが、名前が違う。
ということは、似たような境遇に置かれたユダヤ人が複数いたということなのだろうか。何ともいたましいことである。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。