恥ずかしながら、泣きっぱなしになっちゃった。

海の田舎町。なんの取り柄もない僕、それに付き合ったくれた憧れの彼女。原チャリ２ケツ。夜中の密会。思い出一杯の夏休み。これは自分自身の事実。

僕は半分、「サク」になって、この映画を見た。おまけに同年代ときたもんだ。途中入る、当時の歌がまた生々しかった。

この映画、自分自身のまともな初恋を思い出させてくれた。好きになっただけならたくさんいるが、恋愛という意味での恋をだ。サクみたく、「純愛」ではなかったかもしれないけど。

結局、フラレタ僕。忘れるように出た東京。もちろんサクとは、重みが違うけど引きずりっぱなしだった恋。

反面、僕はこの映画、受け入れるための映画としても見た。自分自身、今からも人を好きになることがあるかもしれない。でもその人の過去の恋愛を恨むことなく受け入れること。人が一生懸命生きてきた事をたとえ、間違った事をしてきようが許して受け入れる事。どちらかと言えば、リツコちゃんの方の感覚かな。

あ、ちなみに今俺はバツイチなんだけど・・・。人の噂じゃ、「初恋の人」もバツイチらしい。

今更、どうのこうのしたい訳でもないんだけどね。その辺は俺流にまさに人生だな。