宣伝でもポスターでもジョニー（イカレ帽子屋）が前に出てるからある程度メインキャラで出るんだろと思いきや、ただでさえ地味な主役（ミア・ワシコウスカ）が気の毒なくらい霞むほど出すぎなジョニー（でもジョニーは何も悪くない）。話はこれっぽっちも面白くないし、3Dもメガネかけない人間にはとてもわずらわしくて楽しめない。（外してみたほうが画面綺麗に見えるってどういうこと）　そしてラストの永久就職はイヤだっていってみたら上手いこと就職できちゃったってなんだそりゃ（ｲﾗっとくるところがちょっと違うかもしらんが）。 はー　ティム・バートン。「ティムバートン×不思議の国のアリス×ジョニー・デップ」という聞いただけで期待度120％になってしまうこの取り合わせは、料理長（バートン）のやっつけ仕事か自信過剰が元により大変マズイ仕上がりとなりました。 まあ、盛り付けはいつものようによかったですけどね。あと嫁（ヘレナ・ボナム・カーター）もね。（10'4/21　劇場）