あんな不埒なことを・・あんなイヤらしい目つきを・・・あんなこともこんなことも・・・・・！！！　　　美味しく頂戴致しました。好きっす。やっぱ好きっす。映画館のトイレでおばちゃんも満足そうに感想トークを繰り広げておりました。「あんたもう帰えんの？あたしもっ回みるわあ。二回おんなじの観るねん、二回♪」と、最近少なくなってきた入れ替え制でない映画館の特権をフル活用する決意をしておられました。嗚呼ヨン様。氷川きよしの座、危うし。

従姉役の女優さんもいいし、もっといいのは貞淑な未亡人役の彼女ですね。キスだけで腰砕けって！！ほんでしっかり脱いでくれてますしね。やらしいけどやらしくない、綺麗な濡れ場でしたね。素晴らしいですね。（ムツゴロウ調） 最後のシーンも良かったですね。赤い襟巻きが切なかったですね。（あういう自殺もいいなあ。ってなんの話だ）出てくる登場人物全部面白いし、源氏物語好きの私として、共通点を見つけるのも楽しうございました。ビデオでもっ回みーよぉっと♪（04/9/26 劇場）

以下、追記です。

この後、地上波放送の吹き替え版もみました。自分がヨン様ファンというのを差し引いても、この映画の衣装や俳優の演技には見応えがあると思いました。ソウルに行った際、遠くからですが、ロケに使われた古い町並みの残る一角を見ました。（たぶん、チョン・ドヨンが暴漢に襲われるシーンで出てくる路地の場所です。） この映画で好きな場面は上にも挙げましたが、特にもう一つ好きなシーンはヨン様扮するチョ・ウォンが死ぬ場面です。想う人のいる島はもう目の前なのに、虚しく命は途絶える。馬から落ちて顔から濡れた砂浜に転がり落ちる姿は、チョ・ウォンという人の浅はかさや悲しさを表していたように思う。あの無惨な死に様を堂々とやってのけたヨン様もすごいな、と感心しました。(05/8/4)