[コメント] 雨に唄えば(1952/米)
何でだろう。楽しくって、可笑しくて心浮き立つ映画なのに、なんで涙がでちゃうんだろう…。
可笑しいのに涙が出てきてしまう。幸せなのに、涙が出てしまう。
利益追求、不況の今、忘れていた何かがそこにあった。
「優しさ、思いやり」そんな甘っちょろいものに、こんなにも感動してしまう。
人々に夢を与えるために作られたこの映画に何か大きな事を教わったような気がする。社会問題を投げかける映画で味わう感動とは違った何か。
暗い気分になりがちな雨の日でも、恋すれば晴れの日よりも明るく感じ、逆境でも唄えばこんなに楽しい!
そして、一番思うのは、「芸人だなぁ」と言う事。 芸を見せる人=芸人だとすると、三人は見事に芸人だった。普通の人が出来ない事が出来、それを見せる芸人。本当の意味での芸人は、最近見かけなくなった。
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