・・・などと偉そうに言ったものの、実は上手く言葉でコメントすることが出来ない。他の方が既にレビューに熱く書いていらっしゃるせいもあるが、それだけじゃない。『蛇拳』に始まり、『木人拳』『酔拳』『笑拳』『拳精』etc…。子供の頃テレビで映画館で散々見てきた俺な訳で、それぞれのシーンやキャスト、ストーリーなどは結構混ざったりしているんだけれども、でもこのラストに関しては観た時の衝撃も含めて鮮明に憶えている。そして、憶えているからこそどう表現しても陳腐になりそうで上手く言葉であらわせないのだ。

だからもし興味を持ってくれたのなら観て欲しい。勿論映画としての完成度などについては納得いかない人もいるだろう。しかし、これだけのアクションを、肉体表現を出来る人がいたということを知っていて欲しいのだ。