[コメント] ロード・オブ・ウォー 史上最強の武器商人と呼ばれた男(2005/仏=米)
説教臭くなりそうなのを抑えつつ、映画として面白く観られるまさにギリギリの塩梅。この「見切り」をした監督は評価できると思う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
もう少し娯楽に重きを置くならばそれこそ「成り上がり」ムービーとして本編ではナレーションだけで大きくカットしていた80年代を描いたら面白かったとも思うけれども、きっとそれは監督の本意ではなくラストの一言が監督の最も言いたかったことだったのがミエミエで。だとしてもそれまでを退屈させることなく見せきった手腕は大したものだと思う。
特に子供が初めて言葉をしゃべったにも拘らず「それがどうした!」と一瞥もくれずに軽く流して画面のゴルビーの痣にキスをするニコラス・ケイジ。このシーンが個人的にはすばらしいと思った。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。