赤ずきんちゃんじゃなくてオオカミと７匹の小ヤギがモチーフなんじゃないか、ってことには人数的に割と早く気がついた。

様々な理由でコモリビトになった７人の中学生が、同じ中学に通っている（通う予定だった）筈なのに同じ日に登校しても出会えない理由は、うん、気づかなかった。

ポケベルのあたりかな、なんとなく察したの。

あと、オオカミさまの正体と孤城の秘密、ここまで仕掛けが施されてるとは・・・！

オルゴールのトロイメライは原作にはなく原監督のアイデアとのこと。

リオンとミオを結びつける伏線にもなっているこの装置はセンスの塊でしかないです。

あ〜、そしてオオカミさまの声担当は芦田プロ！

とここまではべた褒めなんだけれど、ラストの安西こころの周辺だけ説明が丁寧で、雑に扱われた嬉野くんと風歌ちゃんの未来も知りたかった！って点で★ひとつマイナス。

時間は散々あったのに、ラストでモブ扱いは酷くない？

追記

粗探しをするための物語ではないけれど。 おおかみさま（ミオ姉ちゃん）、孤城のルール厳しすぎね？ とか、スバルくん、タイムパラドクス起こってるよ！　とか言ったりしちゃダメな物語なんだろうね。