[コメント] 紙の月(2014/日)
原作既読。原田知世主演のドラマ版も視聴済み。梨花(宮沢りえ)の友人関係などや光太との距離の縮まり方をバッサリ切ったり、ラストを大きく改変した点は賛否両論あろうが、俯瞰的・客観的でややもするとつまらないと感じる原作を梨花の主観にしドラマチック化した本作はそれなりに評価されるべき。あくまでそれなりに。ネタバレは原作との対比。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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原作からの割愛点
1.梨花の友人2名のエピソード(離婚して夫に引き取られた娘に、かっこよく思われたいと買い物依存に陥っている出版編集者、節約・倹約が過ぎて家族から愛想を尽かされるパート主婦)
2.光太のバックグラウンド(映画監督を夢見る大学生で自主映画製作のために多額の借金を負っている、一目惚れした梨花に映画出演を依頼することから次第に二人の距離が縮まっていく過程)
3.銀行のパート従業員時代からの茶飲み友達との関係性
原作からの変更点
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