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[コメント] 永遠の0(2013/日)

原作既読。「ベストセラーの映画化はガッカリ度が大きい」という持論をまたしても証明してくれた。割愛されたエピソード、改変された人間関係。第二次世界大戦の語られなかった真実という側面も併せ持つ原作とは程遠い脚本。ガッカリだ。あと、原作にある「しっかりした体躯」という表現を無視する最近の安易な岡田准一の起用、やめてほしい。良かった点はレヴューにて。
IN4MATION

誉めるべき点。

CGは特筆モノ。特に真珠湾攻撃の艦艇の群れ、その周囲を飛び回る零戦はこれまでの邦画のCGでは最高峰のデキ。

人間関係の整理。割愛されて残念なエピソードも多い中、フリーライターの姉と出版社の人間とのやりとり(特攻は自爆テロと変わらない云々の件)を弟の合コンでのやりとりに置き換えた点は、人間関係を整理するだけでなく、戦時と現代の対比に役立っていて効果的な置換だと思った。

(評価:★3)

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