最初に甲板の下から（ジャックと共に） ケイト・ウィンスレットを見たとき正直「ダメだこりゃ、太い！」と思ったんだけど話が進むにつれて俺も「ローズ！アイラブユー！」になってしまっていた。（恐ろしい！） 名シーンなんてここに書ききれないくらいに（全部なんだけれど）あるけど 特にローズが一度乗った救命ボートから飛び降りた所。あれこそ、あの瞬間こそ、本当の愛の姿だと思い鳥肌が立ち涙が止まらなかった。もちろんその前のジャックが自分は次の救命ボートに乗るから大丈夫だよというとこも胸が締め付けられた。ジャックは最後の最後まで生きようと諦めなかった。 だからこそ迫り来る死をむかい入れたんだと思う。だけど決して後悔なんかはなく、セリフにもあったけど、「この船に乗れたこと、君と出会ったことを神に感謝したい」ってもう泣かせるよなぁー。その後のローズの人生を写真で見せる事で演出、そして冷たい海ではなく、暖かいベッドで生涯を終える。もう、嗚咽をあげて泣いてた。脇役ではモーリーブラウン役のキャシー・ベイツ彼女が唯一ジャックの理解者ではなかったか。船が沈んだ後、彼女が言わなければはたして助けに戻っただろうか？（彼女は実在の人物）オーケストラのみんなもカッコ良かった。まだまだ書き足らんが、本当にこの映画を通して人間愛、愛、人生について考えさせられた。 今後自分の中でこの映画を越える作品に出会う事はおそらく無いと思う、 それほど完璧で素晴らしい映画だった。主題歌も素晴らしい。