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[コメント] 告発の行方(1988/米)

レイプを肯定する気は更々ありませんが…
ベルガル

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







サラのあまりにも薮蛇な行動で、最後まで感情移入できませんでした。

レイプ実行犯とその傍観者は確かに罪深いが、サラは恥を知るべきだ。 ある意味、被害者も加害者も「同じ穴のムジナ」に見えなくもない。

「レイプは許しがたい犯罪」そんなことはモラルのある人間なら誰でも分かってる。 ただ、一部のモラルのない人間やモラルを忘れてしまうシチュエーションがこの世には確かに存在していて、それを助長してしまうような行動をすれば、本人が後で泣きを見る…、というのも誰でも分かるはず。

映画的にはキズついた女性の告発劇だけど、本物のアバズレだったら災いからきた告発による慰謝料の儲け話になりかねない。 訴訟が産業みたいになってますもんね…、アメリカって。

(評価:★3)

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