あんな積極的な優等生はいないと思う。ちょっとキモいかな。 まあ、そんな事は気にせず自分も若かりし頃にあった妄想モードで鑑賞。(笑）

わたしはドラマ版→映画版での鑑賞。（原作未読）　なので無人島の旅行の時も、亜紀はその時点でだいぶ体の調子が思わしくなかったし、それを理由に両親に反対されたけど、かなり強引に参加したと思って見てたし、オーストラリアのチケット代も重爺が出したと思ってる。くだらない疑問が出ない分素直に泣けた。その分、ドラマ版にはない大沢たかおと柴咲コウには違和感ありありだったけど。大沢たかおは婚約者を捜しに行ったハズなのに思い出巡りしてるし、柴咲コウにはサクが亜紀の次に選んだ女性と言う説得力がない。多くの人が指摘しているが、婚約までしているのだからとっくに病院で出会ったお姉さんの彼氏がサクだったって気づくだろう、普通。「何で足が悪いの？」→「病院でお世話になったお姉さんから預かったカセットを届ける途中で・・・」→「えっ、それって亜紀じゃん？」みたいな感じで。最後のメッセージを聞いたからサクが吹っ切れたワケでもないだろうし。柴咲コウがこの作品に大きく貢献していたのはわかるが、もう少しまともな蛇足をお願いしたかった。

ちなみにわたしは空港に連れ出す行為は理解出来ないけど、今から考えれば15〜16歳の頃は今では考えられないバカな事もよくした。ああいうシチュエーションに自分があたったらって事で、無理矢理納得。自分は１秒でも愛する人には長生きしてもらいたいけど。

最後に長澤まさみと綾瀬はるかの比較では、このキャラに関しては長澤まさみに軍配。外見だけでは綾瀬はるかが好みだけど、綾瀬はるかの積極さには無理があった。しゃべり方とかでも長澤まさみの方が好み。