ピーターは何をそんなに悩んでいるのか？ピザがうまく配達できないこと？ＭＪの舞台に間に合わないこと？それはスパイダーマンだからじゃなくって、アンタが要領悪いだけなんじゃないの？代わってくれたらもっとうまく両立させてみるよ…と思ってしまった。胸がアツくなるシーンもあったけど、肝心な主人公への感情移入が自分にはイマイチでした。

前作で、ピーターがスパイダーマンの能力を身に付けていることに気づいたときの嬉々としたウカレっぷり、やたらと糸出してみたり賞金プロレスで腕試ししたりって姿がとっても楽しかっただけに、今回もそれを期待してしまった。

タコ博士はちょっとマヌケすぎでは。手で触れないから人工アームってのはいいとして、自ら体張って脊髄直結させる必要性が？怪物化するのがミエミエ。善人と怪物をいったりきたりするアルフレッド・モリーナの表情の変化は素晴らしかったけど。