[コメント] インド夜想曲(1989/仏)
この映画を観てから3年が経った。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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自分と同じ人間が向こうから歩いてくる−この感覚を、ことある毎に確かめてきた。当初からずーっと、この感覚は嫌で気持ちが悪かったが、今日は何故か初めてもう一人の自分を受け入れる気持ちになっている。自分を分かって欲しいと願う人間の人恋しさからか?
弱気になっているなぁ〜。アルビノーニのアダージョが沁みる。
この映画については、ラストはやっぱり二人を会わせて欲しかった。こういういわば−決めつけてしまうのは大いに間違いかもしれないが−「きわもの」はハッキリと結果を出す時代でしょう、もう。テッド・チャンの「バビロンの塔」のように。なんでも視覚化してしまうのは子供じみているとは思うが、一つのあくまで一つの答えを示すというのは製作者の「勇気」とも言えるのではないか。(080217)
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