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[コメント] 梅切らぬバカ(2021/日)

発達障害‘あるある’で綴っていく。幾つか解決しないエピソードがあり、中途半端な感じを受けるが。これが現実の姿なのだろう。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







分類してみると、‘失ったボール’‘切らぬ梅の枝’等の身近な小エピソードは解決するが、‘ホーム撤去住民運動’‘役所の対応’‘馬騒動’等の大エピソードは解決を見ない。

つまり、個人的に親しくなると人は理解を示すが、親しくなるとか理解を示す迄には時間がかかるという事だろう。

私も昔、通勤のバスに、発達障害の人たちが毎日乗って来て(そっちの方面に仕事場が出来たらしい)、奇声を発していた。最初は大いに引いたが、毎日だと、さすがに慣れて来たものだった。訳もなく、最初から一方的に拒絶しない事が大切なのかと思う。

また作品的には、揉め事のこれが現実なのだという事は分かるが、提示だけに終わったようだ。もう少し突っ込んでもらいたかった。3.5点。

(評価:★3)

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