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[コメント] オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013/米)

本作はいろいろ言いたいことが有って・・・でも3点。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







クーンツの原作シリーズ全4作中3作は既読のハズなのだが、サクサク読めて (会話が多かったように思う)あっという間に読了で、中味(物語)は全く覚えていない。クーンツには「ベストセラー小説の書き方」なんて著書もあり、それでこれかよ、と思った記憶だけが鮮明だ。

尚、調べると本作は原作(第1作)に忠実な出来らしい、です。

ヒロインのストーミィ(アディソン・ティムリン)は「リンク('86)」の時のエリザベス・シュ】に似てはいないか? 丸顔で、活発で、可愛い、です。

主人公の青年は、アントン・イェルチンというと、「スタートレックシリーズ」のチェコフ役ではないですか。そして、車と建物に挟まれて圧死したという若い役者だ。いい役者を無くしたと思う。

署長役が、私の好きなウィレム・デフォー。ああ、もったいない、もったいない。

ボダッハ(悪霊)がもう1つ、迫力なし。だから、原作でも、記憶に残らなかったのかも。

ホラー(グロっぽい)とラブの融合だが、ラブが実に楽しい。それだけが良かった。

でもそのラブの最高のシーンが 後付けとも取れるし、小手先だけの感じもした。原作で読んだ時もそう思ったのに違いない。やはり、3点。

監督はスティーヴン・ソマーズ。きらいではない 監督だが、でも、3点。

(評価:★3)

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