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[コメント] いつか眠りにつく前に(2007/米=独)

死ぬほど好きな人とは一緒になれないものだ、なんて昔からよく言われるが・・・
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







劇中好きな人と一緒になれず、好きで嫌いでもない人と結婚した主人公の友人ライラが、人生を振り返ってこう言う、「時々不幸せ、時々倖せだった」。

逆に、もし好きな人と一緒になっても、このセリフは変わらないんじゃないかと、私は思う。

また、こうも言う「私たちは結局、しなくちゃならない事をして来たのよ」これは諦めの文句か、慰めの文句か。やはり運命って決まっているのか?

しかし最後に娘に母親が言う「倖せになろうと努力して。何をしても人生に過ちなんてない。どんなに不安でも立派に歌える(何とかやっていける)ものよ」

途中、登場人物何人かが、私の知り合いたちと重なって見えた。佳作だと思う。

(評価:★5)

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