[コメント] 機動戦士ガンダム II 哀・戦士編(1981/日)
ランバ・ラルに憧れた中学生の自分。「あの人に勝ちたい」というアムロの気持ちが良く分かる。
あだち充「みゆき」が人気を博し、「タッチ」が連載を開始したのがこの年。ケンカが強いわけでも、とりわけ足が速かったわけでも、みんなから学級委員に選ばれるほど人望があったわけでもなかった当時中学生の自分は、軟弱ラブコメの隆盛に(ここだけの話)ちょっと救われた気分になったのを覚えている。
しかし、その一方で、やさしいだけの若松真人(だっけ?)=「みゆき」の主人公がもてる理由がゼンゼン分からなかった。
やっぱり男は強くありたい。自分が弱いだけに。そんな中でランバ・ラルはガンダムの登場人物の中で、いや、それまでのアニメの登場人物の中でもひときわ強く、かっこいい「漢」に見えたものだ。
ハモンや部下から圧倒的に慕われるランバ・ラル。アムロが「勝ちたい」と思わないわけがない。
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