人間に殺されるのは嫌だなあ。 結局怖いのは人間なんでしょうか。

今ある文明が崩壊して、ああいう場所にあんな感じで放り出されたら 信用できるか否かが大切で、普通の映画では主題にさえなったりする人種とかは関係なくなるのだと思う。この映画では必然とさえいえるくらいすんなりとカップルになり、実に爽やかだった。習慣や文明を大きな価値判断の基準にしている自分を感じてしまった。一度そういうものを捨ててみたい。

ゾンビに追われるということがなければ、文明や文化が崩壊しても、 それらはすぐさま再構築されたのだろう（軍隊内部はそうだった）。 ラストにおける、文明のない牧歌的な雰囲気の中の三人は 本来私がありたい人間としての姿のようで、胸をつかれた。

話は変わりますが人のいないスーパーで好きなもの取り放題って、なんかわくわくしちゃいますよねー。 ロメロや押井守の『ビューティフルドリーマー』でもこんなシーンが出てましたね。