でも、救え！というちょっと酷なお話。（笑

映像は綺麗で印象的なものも多い。だが、「いきなり人が後ろに！」系映像やサブリミナルチック映像などのしつこい連発にはやや疲労感。来ると分かっていても、あれだけ映像・音で盛り上げられれば、一応驚きはするので「怖い」というより「疲れる」。脚本の欠点は色々あるが、一つ挙げさせてもらえば、主人公の夫が「良き夫・良き父」で片付けられて、それ以上の人物像が浮かんでこないこと。子供とこんな風に遊んでいたとか、些細な事でもいいから、もう少し描いて欲しかった。ただ、出来はともかく、脚本の描こうとした内容はなかなか良いと思います。